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混迷と黎明

3・11からもうすぐ一ヶ月。

ここ最近の経営実践及びコンサルティング体験から思うことを口に出したいと思います。

☆混迷とするか黎明とするか

きっと、この違いは、
☆恐怖と不安から「自動反応」するか
☆心に安定をつくり「自己選択」するか

の違いかも知れません。

恐怖と不安から「自動反応」すれば
社員を鍛え、売上(結末)を追い、社会性を見失い、「lose&lose」サイクルを強化する。

心のなかの安定と握手し「自己選択」すれば
社員を勇気づけ、顧客との信頼と絆づくりを重視し、社会システムの一員として、「win&win」サイクルを強化する。

恐怖と不安のシグナルは「早急な変化とリターンを欲している時」
安定のシグナルは「変化やリターンにはタイムラグがあることを思い出し、受け入れている時」

今、この時、
全て、自分自身に言い聞かせていることです。
この場を借りてシェアさせて頂きました。

皆様と皆様と繋がっている方々にとって、今日が良い一日でありますように。
# by kazu-yamada | 2011-04-08 09:03

エッジを越えて

波乗り仲間と共に、飯岡漁港にいってきました。
被災地を訪れ、これまでお世話になった海のゴミ拾いをしようと。
本当をいうと、正直、私の心のどこかに、津波の爪痕への恐わいモノみたさもありました(被災地の人ゴメンナサイ)。

行ってみると・・・

言葉が出たのは最初だけでした。

そこには点線で透明になってしまった、そこにあった筈であろう食堂・・・
粉々の工場・・・
ヘシャゲタ家・・・
ゴミ拾い・・・海辺は全て波で浚われ何もなく、変わりに瓦礫が重機で一箇所に高くヤマ積みされていました・・・

映像では理解できない、現地の痛みに絶句してしまいました。
(きっと、宮城はこんなもんじゃないよね・・・)
そして、自分の何も出来ない無力さが込み上げてきました。
しっかり整理してきた筈なのに。

涙がこぼれてきました。

何かを楽しんで良いのだろうか?
家も食べ物も何でもある中で生活して良いのだろうか?
平気でいるだけで申しわけない・・・という気持ちで覆われました。

会話が消えました。

それでも、よ~く見てみると
至る所に、「ありがとう!!」と画用紙や板切れに書かれた看板が立てかけてあります。


至る所に、黙々と改修作業をする人々がいます。

漁港では漁船の修理が既にはじまっていました。

暫く街を漂っていると「日本は確実に復興する」という実感が湧いてきました。

沈鬱な雰囲気に覆われた車内で、誰からともなく
「この痛みをしっかり持って、それでも笑って上向いて歩こうよ」
「俺達だから出来ることを、目の前にいる人に、博打に走らず、確実なことに注目して、それを確実にやり抜こう」
「矢を向けられるかも知れないけれど、それでも、自分らしく生きよう」

と決意を新たに帰ってきました。
エッジを越えて海にもほんの少し入ってきました。

いってきて良かったと思います。
ピエロのように、痛みを持って、笑っていこうと思います。
# by kazu-yamada | 2011-04-04 00:16

ペルソナ(仮面)

坂口憲二主演のテレビドラマ「医龍」

同じサーファー

彼のサーフロードムービーを観て、個人的に、かなり好感を抱いている

サーファー坂口憲二

医流の坂口憲二

同じ側面もあるけど、随分と違う

流石「俳優」

自然に「医龍」のペルソナ(役柄)を演じる。

では、僕は?

コンサルタント

コーチ

経営者

リーダー

etc

ペルソナ(役柄)?

素?

それぞれの「ペルソナ(役柄)」に囚われることなく、それを自覚して生きていくことの大切さ!!

自分が自分であるために
# by kazu-yamada | 2010-10-14 22:18

コーヒーの味は心のリズム

ほぼ毎朝コーヒー豆を挽く。

同じ豆で、同じお水で、同じ道具。

なのに、味が毎回違う。

考え事をしながら
時間を気にして焦りながら
テレビを観ながら

音楽を聴きながら
豆を挽く音を聴きながら
「美味しくな~れ」と唱えながら

驚くほど味が違う。

でもその味は、驚く程に、その時に心模様に似た味がする。

これは豆だけではないかも知れないね。
# by kazu-yamada | 2010-07-10 07:57

スペシューム光線

「皆で良くなろう!!」
「自分が自分らしく」
「あなたがあなたらしく」

と言う思いDE創った会社。

なのに・・・

いつのまにか・・・

「なんでもっと真剣に自分を磨こうとしないだ!!」
「もっと本気で取り組まなければお客様がかわいそうだろ!!」
「なんで!!・・・」

いつのまにか、スタッフに「スペシューム光線」を発している。

スタッフはリーダーの強烈なスペシューム光線に「まるで自分が悪者」のようにやられてしてしまう。

自分だけが正義の味方。
自分だけが正解。

違う違う
そうではない。

ことのはじまりは「皆で良くなろう」だった。

「怪獣退治」ではない。
彼らは大切な「ダンスパートナー」

スペシューム光線をダンスステップにしていこう。

ともすると「権力」に不感症になってしまう私だな~
# by kazu-yamada | 2010-05-24 21:22